美食の都パリ。
ミシュランに注目が集まる昨今だけど、私はパリジャンが通う地元密着型のビストロがいい。
ペローダン (Restaurant PERRAUDIN) 157. rue Saint-Jacques 75005 PARIS
日本へ帰る前、パリで10日を過ごしたンだけど、泊まったホテル・ジェルソンから歩いて10分もかからないこの店を見つけたのは、あての無い夜をフラフラ歩いていた夜のサンジャック通り。ネコも歩いてない静まり返った中、店内を覗いたら満席状態。これは・・!
中へ入る。私服にエプロン姿のおばちゃんが元気に迎えてくれてメニューを見る。まず前菜に「カタラーヌ風ムール貝のサラド」を選択。トマトサルサにコーン、ピクルスのメダイヨン、むき身のムール貝が和えており、シコレ・フリゼとトマト、レモンが添えてある。主菜はプラ・ドゥ・ジュールの「キャレ・ダニョーのロティ」
ドフィノワとソテしたインゲン、半割りトマトをオーヴン焼きにして添えてある。キュイソンは美しい。グラスの赤ワインをオーダーする。
食後にチーズを所望。デギュスタシオンをお願いしてノルマンディー産のカマンベールと、パリ近郊で作られるブリー・ド・モー、じゃがいものグラタンで名高いドーフィネ地方のサン・マルセラン、それと名前を知らないブルーチーズ。このブルーの表皮はカマンベールのように白くて軽く、全てのフロマージュはトロけるような熟成具合。赤をもう一杯。
デセールにムース・オ・ショコラ。白いラムカンにたっぷり。ラング・ド・シャが刺さってる。ラング・ド・シャ(Langue de Chat)っていうのは「ネコの舌」という意味で、形はもとより、表面がザラザラしていてまさにネコの舌。ネコってかわいいよね~
ボーラ・ハンスグローエのヨルディ・メーウスが優勝。チームとしてもステージ初制覇となる。フィリプセン、フルーネ・ウェーフェン、ピーダスンの順。コカールも善戦。ほぼ横並びで写真判定だった。10位までタイム差0秒。
ポガチャルは先日の個人タイムトライアルでヴィンゲゴーに完敗の感があったけど、昨日のステージで優勝したからか、笑顔でパリのロードを楽しんでる。他の選手も楽しそう。みんなボンギャルソンだね。
チーム総合1位はユンボ・ヴィスマ。
敢闘賞はロット・デスティニーのヴィクトル・カンペナールツ。
マイヨ・ブラン(若手)はUAEエミレーツのポガチャル。4年連続。
マイヨ・ヴェール(スピードマン)はアルペシン・ドゥクーニンクのフィリプセン
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳)はリドル・トレックのチッコーネ
そしてマイヨ・ジョーヌ(総合)はユンボ所属のヴィンゲゴー
表彰台。UAEの二人、ポガチャルとアダムが両側からヴィンゲゴーを挟んで三人が称え合う。
来年のツールドフランスはニース開催。2024年のパリはオリンピック。
どっちも観るとなると忙しい夏になりそう ww