Le Jour 21 du Tour à PARIS

美食の都パリ。

 

ミシュランに注目が集まる昨今だけど、私はパリジャンが通う地元密着型のビストロがいい。

 

ペローダン (Restaurant PERRAUDIN)     157. rue Saint-Jacques 75005 PARIS

 

日本へ帰る前、パリで10日を過ごしたンだけど、泊まったホテル・ジェルソンから歩いて10分もかからないこの店を見つけたのは、あての無い夜をフラフラ歩いていた夜のサンジャック通り。ネコも歩いてない静まり返った中、店内を覗いたら満席状態。これは・・!

中へ入る。私服にエプロン姿のおばちゃんが元気に迎えてくれてメニューを見る。まず前菜に「カタラーヌ風ムール貝のサラド」を選択。トマトサルサにコーン、ピクルスのメダイヨン、むき身のムール貝が和えており、シコレ・フリゼとトマト、レモンが添えてある。主菜はプラ・ドゥ・ジュールの「キャレ・ダニョーのロティ」

ドフィノワとソテしたインゲン、半割りトマトをオーヴン焼きにして添えてある。キュイソンは美しい。グラスの赤ワインをオーダーする。

食後にチーズを所望。デギュスタシオンをお願いしてノルマンディー産のカマンベールと、パリ近郊で作られるブリー・ド・モー、じゃがいものグラタンで名高いドーフィネ地方のサン・マルセラン、それと名前を知らないブルーチーズ。このブルーの表皮はカマンベールのように白くて軽く、全てのフロマージュはトロけるような熟成具合。赤をもう一杯。

デセールにムース・オ・ショコラ。白いラムカンにたっぷり。ラング・ド・シャが刺さってる。ラング・ド・シャ(Langue de Chat)っていうのは「ネコの舌」という意味で、形はもとより、表面がザラザラしていてまさにネコの舌。ネコってかわいいよね~

 

ボーラ・ハンスグローエのヨルディ・メーウスが優勝。チームとしてもステージ初制覇となる。フィリプセン、フルーネ・ウェーフェン、ピーダスンの順。コカールも善戦。ほぼ横並びで写真判定だった。10位までタイム差0秒。

 

ポガチャルは先日の個人タイムトライアルでヴィンゲゴーに完敗の感があったけど、昨日のステージで優勝したからか、笑顔でパリのロードを楽しんでる。他の選手も楽しそう。みんなボンギャルソンだね。

 

チーム総合1位はユンボ・ヴィスマ。

 

敢闘賞はロット・デスティニーのヴィクトル・カンペナールツ。

 

マイヨ・ブラン(若手)はUAEエミレーツのポガチャル。4年連続。

マイヨ・ヴェール(スピードマン)はアルペシン・ドゥクーニンクのフィリプセン

マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳)はリドル・トレックのチッコーネ

そしてマイヨ・ジョーヌ(総合)はユンボ所属のヴィンゲゴー

 

表彰台。UAEの二人、ポガチャルとアダムが両側からヴィンゲゴーを挟んで三人が称え合う。

 

来年のツールドフランスはニース開催。2024年のパリはオリンピック。

 

どっちも観るとなると忙しい夏になりそう ww