三連休二日目。
前半に大規模なクラッシュ。
多くのリタイア。一時レース中断。
先導車によりレースが再スタート。
この日最大の見せ場。
アダム・イェーツとポガチャルがアイコンタクトし、アダムが出る。これは、ポガチャルが余力を残す為の仕掛けと見える。
ヴィンゲゴーとポガチャルの駆け引きに注目が集まる一戦。ポガチャルが何度も逃げに行く。ヴィンゲゴーは離されていくように見せながら一定距離を保ちながら追従する。これはヴィンゲゴーがわざとポガチャルの体力を使わせているのではないか、という解説通り、失速したポガチャルをヴィンゲゴーが難なくクリアするンだけど直後、ポガチャルがギアを上げ、ダッシュ。
ここでまさか、先導バイク二台が行く先を塞いでいてポガチャル減速。おいどけよ!そういうこともあるんだね。これはシナリオを大きく変えてしまうハプニング。
ヴィンゲゴーが先導バイクを見据えながら、アタックに失敗したポガチャルの呼吸の隙を突いて抜く。順位が入れ替わる。
その後ろから追いついてきたアダム・イェーツとロドリゲス。ロドリゲスが二人をかわしてトップ。アダムはポガチャルのサポートだからそのまま追従。独走態勢のまま、チームEGD(イネオスグレナディアーズ)のカルロス・ロドリゲスが初ステージ制覇。ポガチャル2位でヴィンゲゴー3位。二人のタイム差は0秒。
総合タイム順位。
ヴィンゲゴーがタイムを1秒稼いでマイヨ・ジョーヌ。
ポガチャルはヴィンゲゴーに10秒差の2位。
3位にヒンドレーをかわしたロドリゲス。とはいえ、トップ二人にプラス4分以上の差。
失速したヒンドレーは4位。
アダム・イェーツ5位、ヴィンゲゴーと同じチームのセップ・クスが6位、
アダムの双子の兄弟、サイモン・イェーツが7位。
チームで戦う競技なんだと、
今更ながら思う14日目だった。