支流である南部ガロンヌ川と北部ドルドーニュ川がジロンド川に合流するボルドーを離れてリモージュへ。食器が有名だね。
アクチュアルスタート。中盤まで集団を維持してからチームSQ(スーダル・クイックステップ)のデクレルクが飛び出し、チームARK(アルケア・サムシック)のドゥラプラスとチームTE(トタル・エネルジー)のテュルジスが追って、三人の逃げの体制。どういうわけか、アラフィリップのサポート役であるデクレルクが逃げに飛び出したのはなんでだろう。この日は山岳が三つもあるステージでチームリーダーであるアラフィリップの舞台とも言えるンだけど。デクレルクの行動はナゾだ。
最初のスプリントはドゥラプラス先頭、集団は山岳に強いフィリプセンが先頭。その後ろでチームAQ(アスタナ・カザフスタン)のカベンディッシュがまさかの落車でリタイア。今回のツール・ド・フランスが最後だったのが悔やまれる。デクレルクを先頭に三人の逃げが続く。
テュルジスが先頭で三つ目の4級山岳へ突入し、一位通過。テュルジスは山岳賞狙いだったのか、追い上げてきた集団に吸収されるように減速。マイヨ・ポワ(山岳賞)のパウレスは脱落モードだったけどマイヨは維持。そして四つ目の4級山岳。サイモン・イエーツ出遅れながら、、
チームLDK(リドル・トレック)のピーダスンが優勝。チームALP(アルペシン・ドゥクーニンク)が推したフィリプセンは惜しくも2位。ヴィンゲゴー率いるチームJV(ユンボ・ヴィスマ)のワウト・ファンワールトは3位だった。ポガチャル10位。
10位までタイム差0秒という接戦だった。
総合順位。
ヨナス・ヴィンゲゴーが首位。
2位はチームUAE(エミレーツ)のタディ・ポガチャル。
3位はチームBOH(ボーラ・ハンスグローエ)のジャイ・ヒンドレー。
双子のイェーツ兄弟。
チームUAE(エミレーツ)のアダム・イェーツは5位。
チームJAY(ジェイコ・アウルラー)のサイモン・イエーツは6位。
マイヨ・ジョーヌ:ヴィンゲゴー (チームJV)
マイヨ・ヴェール:フィリプセン (チームALP)
マイヨ・ポワ:パウレス (チームEF)
マイヨ・ブラン:ポガチャル (チームUAE)
「アクチュアルスタート」っていうのは、車が先導しながら集団をスタートさせること。
早くタクシーに乗らないと最終のTGVに間に合わない。