Le Jour 2 du Tour à l'Espagne

フランスに昔からあるお菓子で「パリ・ブレスト」っていうおいしいケーキがある。パータ・シューをリング状に絞って焼成、プラリネのクリームを詰める。あー作りたくなってきた。いや違う。

食べたくなってきた  w

パリからブルターニュ最西端まで片道600キロメートルあるって話はブルターニュ展で書いた。これを自転車で往復するのが「パリ-ブレスト (パリ-ブレスト-パリ) 」 このレースを記念して発案されたお菓子は、自転車の車輪を模してリング状に焼いたシュー皮を真横二つにクぺしてクリームを挟む。大きさは一人用から数人用のデカさまでいろいろあるパリ-ブレストは右手にフォークを持って片手で食べるンじゃなくて、ナイフとフォークで食べると食べやすい。傍目から見てもカッコいいからオススメです。

 

ツール・ド・フランスは毎年コースが変わるンだけど、どこの自治体もコースに使って欲しいから、いざ村がコースに認定されると上へ下への大騒ぎになる。選手が通り過ぎるのは数秒なんだけど、村長の旗振りで街はお祭りムード。地元の子供達は選手が目の前を通り過ぎるたびに、

 

「マラード!」「マラードマラード!」「マラ~ド~」

 

フランス語で「病気」ってゆー意味。まぁ今風に言えば良い意味での「やばい!」という感じ。感激で気が狂いそう!フランスの子供達が使う若者言葉っちゅーヤツやね。

ツール・ド・フランスっていうのは、サッカーのワールドカップに負けず劣らず、むちゃくちゃ人気のある競技なのです。

 

2戦目は待望のサン・セバスチャンコース。トップでフィニッシュしたのはチームCofidis所属のヴィクトル・ラフェ。ゴール直前600メートルで仕掛けて集団を一気に抜いた。ゴール時はペダルをこぐ足がフラフラだったンだけど間一髪で逃げ切りに成功。この日マイヨ・ヴェールを獲得して総合4位に。

 

初戦のビルバオでは二人のライダーがクラッシュ。実力者マスは肩甲骨骨折で即病院、カラパスは流血しながら完走したンだけど膝蓋骨が折れてることが判明し、3針縫って無念のリタイア。

 

7針縫って両足親指骨折してるオレはリタイアしてないけど  w