Épilogue

9月24日の月曜日、連休最終日。

最近、前にも増して汗をかくようになった。確かに今年の夏は猛暑だったけど、前はこんな所に汗なんてかかなかったのにという場所も汗をかく。例えば顎だとか。アゴなんか普通汗かかないよね。暑い部屋に居るわけでもないのに顔は汗で湿ってくるから不快になり、タオルが手放せない。食欲もずいぶん減って、ワインに手を伸ばす回数が増えた。毎日落ち込む日々が続いていて、もしやこれは更年期障害?歳のせい?ネットで検索すると関連ページが出るわ出るわ。で、エイジングチェック表を見つけた私。早速やってみた。4段階評価だ。1.顔がほてる(無) 2.汗をかきやすい(強) 3.腰や手足が冷えやすい(無) 4.息切れ、動悸がする(無) 5.寝つきが悪い、眠りが浅い(中) 6.怒りやすく、イライラする(強) 7.くよくよしたり、憂鬱になる(強) 8.頭痛、めまい、吐き気がよくある(無) 9.疲れやすい(無) 10.肩凝り、腰痛、手足の痛みがある(弱)

結果、"あなたの更年期指数は「41」”  結局、病気なのかそうでないのかはネットだけでは判別できない。私は噛みつかれたら噛み殺すというような獰猛な性格だが、嫌われたらしゅーんとなってしまう面も併せ持つ。本当にメンドクサイし、魅力が見つからない。そういう私、実は若い頃に強迫観念があって、戸締りを何度も確認するクセがあった。症状が出始めたのは高校卒業後、18歳になり、東京で一人暮らしを始めたことがきっかけ。

高校2年の時に料理人を志し、3年生の秋に専門学校の入学許可が決まり、一人で東京へ赴き、アパートを決めてきた。引っ越し業者の手続きを済ませ、自動車教習所に通って高校卒業直後の4月2日に自動車免許を取得。数日後、上京したのだった。

アパートには照明も無くて、近くの西友スーパーへ赴き、あれこれ購入。バタバタしているように見えるが、意外に落ち着いた流れだったのを思い出す。だが、5月病にもかかったし、訪問販売で9,800円もする消火器買っちゃうし。父親には子供の頃から「簡単にハンコは捺すな」「社会の仕組みを覚えろ」とか、厳しく育ててもらったのに。まあ、9,800円の授業料でここまで生き伸びてきたのである。

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足も切断してないし、波乱万丈な半世紀でもないが、

 

サラ・ベルナール(Sarah Bernhardt)展は、ミュシャが描いた有名な女優だという私の理解を大きくぶち壊した。この女性が存在しなければ、美術界、芸能界、経済界は大きく違ったものになっているはずだ。ヨーロッパだけでなく、米国、ロシア、オーストラリア、リオデジャネイロ、トルコ、タヒチと、思いつく限りの場所をサラは巡った。ジャポニスムを席巻していた時代なのになぜ日本に来なかったのかはわからない。政治的な理由があるのかもしれないが、来日しなかったのは残念でならない。

知られざるサラ・ベルナールの世界をここ群馬で覗き見られるのは幸いだった。アーさん、ありがとうございました。

今回のひとりごとは読み苦しい所がたくさんあり、猛省したい。呆れながらもお読みいただいて感謝。

これで脱出したい。がんばる!

次回から、没後50年「藤田嗣治展」をつぶやきたい。

 

おわり