瞬〆®

Fond二日目の朝。

8時20分過ぎ、嬉しいアンサンブル。

良い朝になった。がんばろ。

・・・・・・・

9時を過ぎてから、予定になかったけどメトロへ向かう。間に合うかな。

ランチ、ダイジョウブか?

まあなんとかなるやろと、クルマを走らせメトロ到着。パテもやんなきゃコッパ(豚頭肉のテリーヌ)もやんなきゃと思い、

いろいろ物色してると、鮮魚売り場で、

 私:「お、スズキがあるじゃん。ノジ(野〆)なのにスゴい良いねぇ(驚)」

 Oさん:「野締めじゃないですよ。〆てあります」

え?あ、ほんとだ。

尻尾に切れ目が。

 Oさん:「船の上で神経抜きしてるらしいです。今日は休市でコレ昨日のですけど、先週土曜日に入れた

      ヤツをさっき開いたら、スゴいピチピチで(笑)」

まじですか!

価格も高いが、それ相応の良さ。コレはいい。

 私:「Oさん、コレ、オトナ買いで!」

 Oさん:「安くしときますョ!」

仕事が増えたけどやったぁ!(嬉)

リラダンに戻って、やることいっぱいあるのにとりあえずスズキをさばくと、これがまた凄くいい。こんなの見たらアラとか捨てられないよ。ホネとかピカピカ光ってるんだもん!私はフュメ用にデゴルジェの作業にとりかかる。もぉ!時間無いのにー!(笑)

とにかく、こんなに良いスズキは久し振り。ハコにはこう書いてある。

 

 "秒殺 神経抜きだ!!これぞ達人の宴 未知なる食感と味わい 新鮮さは永遠の誓い!船橋江戸前のスズキ日本一”

 

 私:「おっぉ~お!」←笑ってるけど納得してる

 

文章に自信がみなぎってるね~

 

決して大袈裟ではない。身質は他に類を見ないほどいい。マジすごいよ。

 

尻尾の切れ目から針金突っ込んで脊髄破壊。しかも釣り上げてすぐ船上でやるんだから。

 

なんつっても血が一滴も無いのがいい。

 

フランスには無い、日本の、誇らしい技術だね。

 

おわり