4日の火曜日早朝から、
仔牛のフォンを仕込む。だから定休日の今日もフツーに仕事(仕込み)。例年では、9月に入ると
ガスパチョ(野菜とトマトの冷たいスープ)とマイス(とうもろこしの冷たいポタージュ)は終了だが、
今年の夏が猛暑だったせいか、材料が入手できそうなのでもう少し作ってみようかなと思っている。
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東京都美術館で現在「没後50年 藤田嗣治展」が開催されている。B1(728×1030)サイズのポスターを貼りながら、私は佐伯祐三の「パリ郊外風景」を思い出した。こういうフランスの日常を描いた絵が好きな私は、やはり料理もフランスの日常を感じるものに魅力を感じる。またサラド・ランティーユ作ろうかな。
ポスターを見ればわかるけど、藤田は作品に「Foujita」とサインする。通常、“Fujita”と書くと思うけど、これをフランス人が発音すると「フュジタ」と読んでしまう。「フ」は「Fou」と書かないとね。こういうのが、藤田のフランスしてるところなんかなぁと私は思ってしまう。
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夕方4時50分、用事が有ってオーパの前を通って、少しだけ素敵なひとときを過ごす。
リラダンに戻り、仕込みの続き。BGMが流れる中、冷たい白をグラスに注ぐ。
おわり